検索




「暮らしのサ会」のご案内
「毎日の暮らしの中で、自分を整える術を身に着け、なにを選び、どう生きていくのか」を一緒に学びながら考える講座のご案内です。一緒に料理をしたり、季節の手仕事を学び、日々の暮らしに取り入れていきましょう。
6 日前


ウコン
薬草図鑑04 ウコン スパイスの効いたカレー 黄色が美しいたくあん 呑みに行く前に飲むと体の負担が軽くなるお助けドリンク 草木染めの中では珍しい蛍光発色できる染料でもあり 沖縄では邪を寄せ付けない植物として、お守りや赤子の産着としても利用されてきた背景を持つ 私たちの暮らしにとても馴染みのあるスパイスです。 冬の間の薬草仕事といえば、みかんの皮を干したり、金柑を乾燥させたり。 生姜やウコンも分厚くスライスしてもカビにくい空気の乾燥した冬に乾燥処理をする薬草です。 漢方的には「気」の巡りと「肝」によく働く薬草として、春からの肝気のあばれに活躍するので 自分用のお茶に少し加えたりして、春先の養生に使っています。 本州と比べると、沖縄ではウコンは特に身近な薬草です。その歴史を紐解いてみると面白く、 琉球王国時代の海上交易で、もともとは薬・染料・香料として伝えられたと考えられます。 沖縄の気候は・高温多湿で食材が傷みやすいという特徴があり、解毒・健胃・抗菌的な薬草が必要だった背景に加えて、ウコンの生育環境ともうまく合致したことで、ウコンは単なる薬ではなく
6 日前


柿・柿蒂(してい)
薬草図鑑03 柿・ 柿蒂 柿が赤くなると医者が青くなる そんなことわざがあるように、柿は身近でとても体にいい果物です。 今年は周りはどこも柿が豊作で、山の中にも赤い実がなって、 こんなところにも柿の木があったのかと気づくほど。 個人的には硬めの柿が一番好きだけれど、つぎつぎに熟れていく柿を ゼリーのように中身だけくりぬいて食べるのもおいしい。 今年は久しぶりに干し柿も作り、そちらも粉がふいてきていい感じ。 まるで羊羹だねと自然が作り出す極上のスイーツに舌鼓。 ついに食べきれないほどの熟した柿は瓶に入れて柿酢を作り、これもまた料理に重宝する。 今年は山羊もニワトリも増えたので、そちらでも食い助けしてもらい、ようやく柿フィーバーも終焉に向かうころ そうだそうだ、これも大事な薬になるんだった。と干柿のヘタを集めてさらに乾燥させる。 葉も実も、実の渋やそのヘタまでも薬効があるとはなんともありがたい。 食べ物としての活用の他にも、タンニンを利用して柿渋を作れば撥水加工、防虫効果もある塗料や染料として、 柿の葉は熱で壊れにくいビタミンCが豊富で、その防腐効果
2月24日


木瓜・カリン・ボケ
薬草図鑑02 カリン 11月下旬、ふと木の上にスポットライトが当たる。 甘い香りと鮮やかな黄色。 そうか、この木はカリンだったのかと気づく。 落葉する11月上旬ころから存在感を増すこの木は 風邪やインフルエンザが流行る頃に先立って 実を落とし、香りを放つ。 咳を鎮めたり、痰を切ったり、のどの炎症を抑える働きがあるとされています。 見た目と甘い香りに反して、渋く、えぐいので生食には向かず、 主に蜂蜜漬けや砂糖漬け、果実酒にして飲み物や料理に利用されます。 カリンのポリフェノール類(タンニンやフラボノイド)には抗炎症、抗酸化、収斂・去痰作用があり サポニンには咳や痰を切れやすくしたり、菌を抑える働きがあります。 これらは熱湯やアルコールでよく引き出される成分なので、私は乾燥させて保管し、 咳や痰の気になるときにお茶として熱湯で抽出して使っています。 クエン酸やりんご酸はのどの炎症を抑え、唾液の分泌を促します。 種のまわりに多く含まれるペクチンやムチンといった粘り成分には、のどのや食道の粘膜を保護したり 気のつまりを和らげる働きがあるとされています。.
2月17日


暮らしのサ会について2
以前ご案内した「暮らしのサ会」について、今回は詳細をお伝えする前に、なぜこの会を始めたいと思ったのか、その背景にある想いを少しお話させてください。 私たちの体は、季節と切り離されて存在しているわけではありません。 気温、湿度、日照時間、食べられるもの。 それらが変わるたびに、心も体も、知らず知らずのうちに影響を受けています。 春は、ため込んだものを外へ出したくなる季節。 夏は、熱と湿をどう逃がすかが大切な季節。 秋は、乾燥とともに内側を整える季節。 冬は、蓄え、守る季節。 本来は、季節ごとに少しずつ体の使い方を変えながら、自然に調整していくものなのだと思います。 春には山に入り、山菜や野草を摘み、種を蒔く。 夏には茶葉を摘み、梅を干す。畑も大忙しです。 秋にはたくさんの作物が実り、冬に向けてまた種をまく。 冬に備えて、保存食を作ったり、づぎの春に向けて企画を練る時間。 そんな一年のサイクルを続けていくうちに、体は整いますます元気になっているように感じます。 大阪にいた頃、今の暮らしは夢物語でした。 畑がない、時間がないと、体の不調を感じていても、
2月16日


暮らしのサ会、再開のお知らせ
『私たちはなにを食べ、どう生きていくのか』 2022年秋からはじめた学びの場「暮らしのサ会」。 ご自身の体質を見ながら薬膳茶をつくったり、その知識を暮らしに落とし込んでみたりと沢山の方々にご参加いただきました。あれやこれやと皆様学んだ時間はとても楽しかったですね。 ただ、約二年ほど続けた中で「もっと実践的な場にできないだろうか」。そう考えるようになり、昨年はインプットの時間として会をお休みし、自分自身の体を使ってさまざまな実験を重ねることに注力させていただきました。 薬草や漢方、いろいろな食べ方を試しながら、体調の浮き沈みも含めて、身をもって体験した一年です。 養生として実践してみて「よかったこと」も、「思ったほど合わなかったこと」もあります。 その経験と知識を、あらためて誰かに手渡していけたらと思い、このたび「暮らしのサ会」を再開することになりました。 「衣・食・住」 この言葉の真意は、食べ物が真ん中にあるということではないでしょうか。 良い医者は食べ物で体を整え、 普通の医者は食べ物と薬を使い、 良くない医者は薬だけでなんとかしようとする。そ
2月16日


心が疲れるとき、体から整える|心と体と食養生
なんとなく気持ちが沈んでやる気が出ない 身体がなぜか重だるい いくら規則正しく暮らしていても どんなに食事や運動に気をつけていても 季節の移り変わりや人との関わりにより、心も体も変化させられてしまう。 特に心は日々の小さなストレスの積み重ねで、知らずのうちに大きな病気につながることもあります。 健やかで居続けるということは、じっと一点にとどまっているということではなく 行ったり来たりする振り子のように、変化しても比較的すぐに元に戻ってこられる状態のこと。 その戻り方にはどのような方法があるのでしょう。 心と体という視点から、話してみたいと思います。 心と体の関係を語るとき、東洋医学と西洋医学は、どちらもある共通点を持っています。 それが、消化吸収のしくみが、心身の状態を左右するという考え方です。 西洋医学では「腸」、東洋医学では「脾(ひ)」と呼び方は違いますが、どちらも“食べたものを、自分の力に変える場所”として重視されています。 腸は、食べ物を消化し、栄養を吸収する臓器です。 それだけでなく、 ・体の免疫細胞の多くが集まる ・腸内細菌がビタミン
2月3日


料理とは何か。調理との違いと、食が心に与える影響
料理とは何なのでしょう。 以前、「人間は料理をする」という本の中に、「人間らしくあるための行為」的なことが書いてありました。 毎日の料理にそんなたいそうな思いを抱いたことはなく、少し大げさだなぁと思った記憶があります。 「調理」とは、食べ物を食べられる状態に変えること、その過程や技術のこと。とされています。 火を通す。皮をむく。毒や硬さを取り除く。 これらは生存のための技術で、動物の中にも調理をするものはいます。 カラスが道路に硬いクルミを落とすのも、ラッコが貝で貝を割って食べるのも、食べるための工夫で、調理の枠に収まります。 一方で「料理」はどうでしょう。 味をつける。バランスを考える。盛り付ける。誰かに出す。 料理には、潜在的に誰かのためであったり、誰かと分け合うという、意味や目的が含まれます。 逆に言うと、誰のためでもなく、意味や目的がないものは「料理」ではなく、動物的な「調理」にしか過ぎないとも言えます。 火を囲み、獲物や作物を分け合う。 火の使用と調理の始まりは人間の社会性の発達と深く結びついているとされています。 火を使うことで、食べ
1月30日


なんとなく不調の原因は「食べ方」かもしれない。腸と食養、日本人の体質の話
スーパーの食料品コーナーは私たちの食べ方をうつす鏡のようです。 野菜や果物、豆腐や魚・肉などの生鮮食品は売り場の3割程度。 酒やジュースなどの飲料が約1割、乳製品も1割程度。 弁当や総菜、パンや冷凍食品など、調理せず食べられるものは生鮮食品と同程度、あるいはそれ以上かもしれない。 共働きや独り暮らし、高齢化によって、料理する時間や献立を考える手間を省けるこれらの加工品が重宝されるのは仕方のないことなんだと思います。 はたして、食事とは何なのでしょうか。 光合成もできず、何も食べずに生きていけない私たちにとって、食事は生命維持に不可欠な行為です。 人類が二足歩行をはじめたばかりの頃、食料の多くは生のままか、砕いたりつぶしたりする程度でした。毒に当たって命を落としたり、食あたりで動けなくなったりと、食べることが命がけだった時代があります。 やがて火を扱う術を身につけ、加熱によって有害な菌を死滅させ、解毒・減毒し、栄養価を高め、消化吸収しやすくすることができるようになると、「より安全で、おいしく食べたい」 その欲求が生まれ、どうすればよいか考える脳が発
1月27日


これからの食べ方を考える、小さな冷蔵庫と飽食の時代
我が家は独り暮らし用の小さい冷蔵庫を愛用している。 社会人になって独り暮らしを始める時に、先輩から譲ってもらったもので、 その先輩も友人からもらったというもので、もう10年くらいの付き合いになります。 本当はもう少し大きいものが便利だなと思うけれど、壊れないし愛着もあって、なかなか手放せないのです。 寒い寒い冬のあいだ、小さな冷蔵庫の中は数日分の豆腐と納豆、少しの肉類と調味料で埋め尽くされる。 野菜類は家の中が冷蔵庫よりも冷えるので、凍らないように新聞紙でくるんで段ボールに入れておく。 この時期の食卓には雪の降る前に取っておいた大根と白菜、里芋にじゃがいも、蕪とネギばかり。おかげさまで料理のレパートリーは増えました。 「飽食」という言葉は戦後にできた言葉だそう。 食べ物が満ち足りて、あきるほどある。 移住前は、冷蔵庫が小さくても、買いだめをしないと困るという不便さは経験したことがなく いつでも歩いて買い物ができ、コンビニも24時間のスーパーも近く、深夜でも食べられる食堂もあった。 どこに行ってもお金さえあれば食べたいときに、食べたいものが食べられ
1月24日


冬の養生茶 ~陰極まる季節に、静かな力を~』
山の稜線に白い雪が舞い降り、朝には吐く息が白く染まる。濃い霧が里を包み込むこの季節、冬が確かに訪れました。 暑すぎた夏を越え、駆け足で過ぎ去った秋の後に。陰が極まるこの時期は、体調を崩しやすく、風邪やインフルエンザが忍び寄る季節でもあります。だからこそ、体を満たし整える「養生」で、静かに冬を乗り切りましょう。 冬の養生、自然に倣う 木々が葉を落とし、根に栄養を蓄えるように。私たちもむやみに活動的にならず、少し早めの眠りにつき、お風呂で温まり、読書に耽る。そんなゆったりとした自分時間を大切にする季節です。 黒い食べ物の知恵 薬膳では、黒い食材が冬の養生に良いとされています。海苔、ひじき、黒豆、黒ゴマ。日々の食事に手軽に加えられるものばかり。さらに、ナッツやくるみ、旬を迎える里芋や大根も、体を温め潤す冬の味方です。 鍋、おでん、煮物。温かな食事はそれだけで、心までほっこりと満たしてくれます。 冬の養生茶に込めた想い 黒豆やネズミモチといった黒い実が主役。これらは東洋医学で「腎」を養う薬草とされ、生命力の源を支えます。体を温めるヨモギ、滋養強壮のカワラ
2025年11月24日


開催地サササでのしめ飾りWS参加お申し込み受付開始
*11/20 20時から参加お申し込み開始 これよりサササで行うしめ飾りワークショップのお申し込み受付を開始いたします。 先着順となりますのでご注意ください。 (お申し込みはDMかメールでの対応となります。以下文末をご覧ください) ■ワークショップの概要 「御縁鶴」か「御守亀」、どちらかをお選びいただき「一」からしめ飾りをつくっていただきます。 大地から切り離され、脱穀されたままの「黒もち米」。綺麗に掃除された藁よりもさらに生命力を感じていただけるはずです。 作業は「はかま取り」と呼ばれる工程から、最後の飾りつけまでの“全て”。 本人手づくりのしめ飾りはトシガミ様も喜ばれるそうです。 正月飾りとしてだけではなく、紙垂(雷型の紙の飾り。紙垂も配布します。)をはずしていただければその後も縁起物としても飾っていただけます。 作業時間は5〜6時間と長時間。 長丁場ではありますが、年末の大仕事を共に乗り越えましょう。 ※会によって所要時間を越える場合もございます。ワークショップ後、予定の無い方のみご予約ください。 ※必ずこの時間に終わりたい、というご要望に
2025年11月20日


しめ飾りの形について
古来より日本人が大切にしてきた、二つの瑞獣。 それぞれに異なる願いを込めて、新しい年を迎える準備をしていきましょう。 『 御縁鶴 』 見本サイズ 縦45cmほど(頭のクチバシ〜稲穂の端) 横24cmほど(翼〜翼) 天を舞う瑞鳥、鶴。めでたい鳥、吉兆を告げる鳥として、古くから愛されてきました。 その優雅な姿と、途切れることのない三つ編みを組み合わせることで、良きご縁が舞い込むようにと願いを結びます。 翼を広げた姿は、まるで新しい年への希望を運んでくるかのよう。 人とのご縁、仕事とのご縁、場所とのご縁。様々な縁が結ばれ、育まれていくことを祈る、希望を込めたしめ飾りです。 『 御守亀 』 見本サイズ 縦25cmほど(頭〜稲穂の端) 横12.5cmほど(甲羅の端から端) 万年を生きるとされる亀。その堅固な甲羅を、網代編みで表現します。 網代編みは「邪気を通さない」「魔を除ける」「疫から守る」という、強い防御の意味を持つ編み方。 亀が自らの身を守る甲羅と重ね合わせ、除災招福の祈りを込めました。 大切な人を、家族を、我が家を。静かに、しかし確かに守っ
2025年11月19日


しめ飾りの素材について
今年も、京都福知山の農家「ミヤサイ」さんの農薬・化学肥料不使用で育てた黒餅米の藁を使わせていただきます。 @farm_miyasai 先日、脱穀のお手伝いに伺ってきました。 相も変わらず可愛いコールダックたちが見守る中(本当に持ち帰りたくなるぐらい可愛いです)、一束一束丁寧に藁を扱う時間。 選別作業がメインになってしまい片付けぐらいしかお手伝いできませんでしたが、九年間変わらず使わせていただいていること自体がとても貴重なことだと、あらためて感謝の気持ちを感じた一日でした。 今年も大切に使わせていただきます。 稲穂は、私たち自身が育てた農薬・化学肥料不使用のコシヒカリのものを。 春に植え、夏を越え、秋に収穫した、一年の営みが詰まった稲穂です。 天日干しの稲穂はさぞかしエネルギーも沢山蓄えられているでしょう。 飾りの一部には、こちらも毎年使わせていただいている栃木県産の精麻を。 野州大麻(やしゅうおおぬさ)を加工したもので、本来の使い方としては祓具(はらえぐ)として不浄を祓い清めるためなどに用いられ、神事には欠かせない素材です。 そして、しめ飾りと共
2025年11月18日


2025年しめ飾りワークショップのお知らせ
2016年から始まったこのワークショップも、今年で九年目を迎えます。 毎年この時期になると、藁と向き合い、手を動かし、祈りを込める。 変わらない営みを、今年も静かに紡いでいきたいと思います。 今年も鶴と亀、どちらかお好きな方を選んでいただき、一年の終わりに来る年への想いを形にしていきます。 「御縁鶴」 瑞鳥として古来より愛されてきた鶴と、途切れることのない三つ編みを組み合わせた姿。 良縁が舞い込むようにと、願いを結んでいくしめ飾りです。 「御守亀」 甲羅は網代編みで表現します。邪気を通さず、魔を除け、疫から身を守る。 亀自身が纏う甲羅のように、大切な人や家を守る祈りを込めたしめ飾りです。 九年目の今年は、初心に立ち返りました。 装飾を削ぎ落とし、形はよりシンプルに。けれど編み込む想いの密度は、これまで以上に深く、濃く。 本質だけを残した鶴と亀が、今年の姿です。 九年間、多くの方々と共に過ごしてきたこの時間。 今年も変わらず、手を動かすほどに心が整っていくような、穏やかなひとときをご一緒できれば幸いです。 今年の開催予定地は以下の通り。 ◾️
2025年11月17日


立秋らしいです
そう。立秋らしいです。 皆様おはようこんにちこんばんは。サササです。 別に店主のがっちりとした肩を晒したいわけではありません。 お分かりいただけましたでしょうか。 そう。改装やってますよのアピールです。 気がつけば暦の上ではなんと立秋みたいですね。...
2025年8月25日




開催地サササでのしめ飾りWSお申し込み受付開始
・12/1(日) ・12/7(土) ・12/8(日) これよりサササで行うしめ飾りワークショップのお申し込み受付を開始いたします。 19時以降先着順となりますのでご注意ください。 (お申し込みはDMかメールでの対応となります。以下文末をご覧ください) ■ワークショップの概要...
2024年11月18日


