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茶を摘み、湯を沸かす|日本茶の歴史と暮らしの文化
春から初夏にかけて、草花の勢いは増し、田んぼには水が入る頃です。 藍や紅花、紫蘇の種を蒔き、ヨモギやカキドオシ、アケビの新芽を収穫したら、次はいよいよ茶摘みの季節。 今年は例年よりも一段と茶葉の生育が早く、3日もあけると葉が大きくなりすぎてしまうほど。 晴れの日をねらって、せっせせっせと茶摘みをする日々です。 お茶の間、茶番、お茶目など、お茶にまつわる言葉はとても身近にありますね。 今や私たちの暮らしに欠かせないものとなっている「茶」について 今回は少し掘り下げてみたいと思います。 茶の始まりとその広がり お茶の起源は、中国南西部の山岳地帯だといわれています。 最初の茶は、現代のように、乾燥させた茶葉に湯を注いで飲むというものではなく、生の葉を料理に使ったり、すりつぶしたものを水に溶かして飲むといった、主に薬草として利用されていたようです。 生の茶葉は食べてみるととても苦く、何かに効きそうだと連想するのもうなずけます。 実際に茶葉には、カテキンやカフェイン、ビタミンCやミネラルなどが含まれ、抗酸化作用や覚醒作用、整腸作用など、薬草としても優秀な植
5月14日
