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菊花

  • sasasasyouten
  • 2025年12月2日
  • 読了時間: 3分
菊花の写真

11月下旬~12月上旬。

私たちが栽培するのは抗白菊という品種のもの。

大きな白い花が特徴で、菊花の効能である目の熱症状に特に良い品種とされています。

寒さに当たると植物が自らを守るためにアントシアニンを生成し

白い花の先や葉がほんのり赤く染まります。

抗酸化力が高まっているこの時期こそ、まさに収穫の最適期。

早朝、濃い霧が立ち込める中、指を凍らせながら花を摘みます。

虫たちが寒さで動けない中、私だけの静かなサービスタイム。

少し時間が遅くなると蜂が迫ってくるようになるので、まだ薄ら暗い中で動き出します。

早朝に採るのは、独特の苦い香りがまだ立ち上がる手前の

一番花に薬効を閉じ込めた状態だから。

まだ完全に咲ききっていない半開きのつぼみを収穫し、

40度程度のぬるま湯ですすいで水気を切り、陰干しでゆっくりと乾燥させます。


菊花は、漢方では熱を冷まし炎症を鎮める(清熱・解毒)作用や

肝熱を鎮めて目をすっきりさせる(平肝・明目)作用があるとされていて、

のどの痛みや頭痛、のぼせや花粉症などの主に体の上半身の熱症状を和らげたり、

目の充血やかすみ目、ドライアイや眼精疲労など、特に目のトラブルに用いられます。

菊の作用と同じように目に働きかける薬草として、桑の葉やクコの実もあげられますが

菊花が直接的に熱を鎮める、清熱作用があるのに対し、

桑の葉はどちらかというと体の水分のバランスを調整することで炎症を抑える働き、

クコの実は肝・腎を潤わせることで目のトラブルを和らげるという違いがあります。

菊花×クコの実や、菊花×桑の葉はそれぞれ相乗効果を狙った特に目にいい組み合わせ。

サササの薬膳茶の中でも、春と夏の季節のお茶にこの組み合わせでブレンドしています。


菊花の成分としてはポリフェノールや精油成分、ビタミン類があげられますが、

眼精疲労に特に働きかけるルテオリンというフラボノイドはお茶で十分に薬効が得られるので

簡単に取り入れやすく、おすすめです。


目の熱症状を和らげる菊花茶のレシピ

マグカップに菊花3g(大きい蕾だと5つ程)に熱湯200mlを注いで、蓋をして5~10分ほど蒸らします。

※揮発性があるため、蓋をしていないと香り成分が飛びやすくなるので注意!

※蒸らしすぎると苦味が増します。

クコの実を数粒加えると、腎にも働きかけてお腹から下を補い、上半身の熱を鎮める

上下のバランスを整えるスペシャルなお茶に。ほんのり甘みも加わり飲みやすくなります。



スマホや長時間のパソコン作業など、私たちの生活に目の負担は大きいもの。

見た目も美しい菊の花のお茶で、目の疲れや心のこわばりをすっきり手放しましょう。



五味:辛・甘・苦

五性:微寒

帰経:肺・肝

分類:辛涼解表薬


・清熱・解毒作用

・平肝・明目作用

菊花の拡大写真
抗白菊 2025.12.2

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