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木瓜・カリン・ボケ
薬草図鑑02 カリン 11月下旬、ふと木の上にスポットライトが当たる。 甘い香りと鮮やかな黄色。 そうか、この木はカリンだったのかと気づく。 落葉する11月上旬ころから存在感を増すこの木は 風邪やインフルエンザが流行る頃に先立って 実を落とし、香りを放つ。 咳を鎮めたり、痰を切ったり、のどの炎症を抑える働きがあるとされています。 見た目と甘い香りに反して、渋く、えぐいので生食には向かず、 主に蜂蜜漬けや砂糖漬け、果実酒にして飲み物や料理に利用されます。 カリンのポリフェノール類(タンニンやフラボノイド)には抗炎症、抗酸化、収斂・去痰作用があり サポニンには咳や痰を切れやすくしたり、菌を抑える働きがあります。 これらは熱湯やアルコールでよく引き出される成分なので、私は乾燥させて保管し、 咳や痰の気になるときにお茶として熱湯で抽出して使っています。 クエン酸やりんご酸はのどの炎症を抑え、唾液の分泌を促します。 種のまわりに多く含まれるペクチンやムチンといった粘り成分には、のどのや食道の粘膜を保護したり 気のつまりを和らげる働きがあるとされています。.
2月17日




