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柿・柿蒂(してい)
薬草図鑑03 柿・ 柿蒂 柿が赤くなると医者が青くなる そんなことわざがあるように、柿は身近でとても体にいい果物です。 今年は周りはどこも柿が豊作で、山の中にも赤い実がなって、 こんなところにも柿の木があったのかと気づくほど。 個人的には硬めの柿が一番好きだけれど、つぎつぎに熟れていく柿を ゼリーのように中身だけくりぬいて食べるのもおいしい。 今年は久しぶりに干し柿も作り、そちらも粉がふいてきていい感じ。 まるで羊羹だねと自然が作り出す極上のスイーツに舌鼓。 ついに食べきれないほどの熟した柿は瓶に入れて柿酢を作り、これもまた料理に重宝する。 今年は山羊もニワトリも増えたので、そちらでも食い助けしてもらい、ようやく柿フィーバーも終焉に向かうころ そうだそうだ、これも大事な薬になるんだった。と干柿のヘタを集めてさらに乾燥させる。 葉も実も、実の渋やそのヘタまでも薬効があるとはなんともありがたい。 食べ物としての活用の他にも、タンニンを利用して柿渋を作れば撥水加工、防虫効果もある塗料や染料として、 柿の葉は熱で壊れにくいビタミンCが豊富で、その防腐効果
2月24日


木瓜・カリン・ボケ
薬草図鑑02 カリン 11月下旬、ふと木の上にスポットライトが当たる。 甘い香りと鮮やかな黄色。 そうか、この木はカリンだったのかと気づく。 落葉する11月上旬ころから存在感を増すこの木は 風邪やインフルエンザが流行る頃に先立って 実を落とし、香りを放つ。 咳を鎮めたり、痰を切ったり、のどの炎症を抑える働きがあるとされています。 見た目と甘い香りに反して、渋く、えぐいので生食には向かず、 主に蜂蜜漬けや砂糖漬け、果実酒にして飲み物や料理に利用されます。 カリンのポリフェノール類(タンニンやフラボノイド)には抗炎症、抗酸化、収斂・去痰作用があり サポニンには咳や痰を切れやすくしたり、菌を抑える働きがあります。 これらは熱湯やアルコールでよく引き出される成分なので、私は乾燥させて保管し、 咳や痰の気になるときにお茶として熱湯で抽出して使っています。 クエン酸やりんご酸はのどの炎症を抑え、唾液の分泌を促します。 種のまわりに多く含まれるペクチンやムチンといった粘り成分には、のどのや食道の粘膜を保護したり 気のつまりを和らげる働きがあるとされています。.
2月17日


暮らしのサ会について2
以前ご案内した「暮らしのサ会」について、今回は詳細をお伝えする前に、なぜこの会を始めたいと思ったのか、その背景にある想いを少しお話させてください。 私たちの体は、季節と切り離されて存在しているわけではありません。 気温、湿度、日照時間、食べられるもの。 それらが変わるたびに、心も体も、知らず知らずのうちに影響を受けています。 春は、ため込んだものを外へ出したくなる季節。 夏は、熱と湿をどう逃がすかが大切な季節。 秋は、乾燥とともに内側を整える季節。 冬は、蓄え、守る季節。 本来は、季節ごとに少しずつ体の使い方を変えながら、自然に調整していくものなのだと思います。 春には山に入り、山菜や野草を摘み、種を蒔く。 夏には茶葉を摘み、梅を干す。畑も大忙しです。 秋にはたくさんの作物が実り、冬に向けてまた種をまく。 冬に備えて、保存食を作ったり、づぎの春に向けて企画を練る時間。 そんな一年のサイクルを続けていくうちに、体は整いますます元気になっているように感じます。 大阪にいた頃、今の暮らしは夢物語でした。 畑がない、時間がないと、体の不調を感じていても、
2月16日
